会長 L 稲熊 曜子

2021-2022 会長のご挨拶

今年度名古屋シティライオンズクラブは、第11期、CN10周年という節目の年を迎えることとなりました。
これも偏に歴代会長並びにクラブメンバーのご協力はもとより、ブラザークラブはじめ諸先輩ライオンのご指導、ご協力の賜物と心より感謝申し上げます。
これまでの10年間「青少年健全育成」のコンセプトのもと、たくさんのACTを企画、実行してまいりました。
スポンサークラブ名古屋ブルースカイライオンズクラブから伝授していただいた小学生への出張授業「薬物乱用防止教室」、その派生として誕生させた中学生への職業体験学習の一環「キャリアミーティング」、名古屋市内13の養護施設の子供たちを招いての一日親代わり「名養クラブデイキャンプ」、愛知発のファンドレイジング事業「愛フェス」、CN5周年記念事業として立ち上げた「オリンピックへのかけはし」、そして昨年度CN10周年記念事業として実行した「小児がん基金へのチャリティ講演会」、どの事業も一つ一つメンバーの想いが詰まったACTとして実施してきました。
また初年度にMJF100%クラブ、CN5周年にはMJF200%クラブ、そして昨年度CN10周年記念事業としてMJF300%クラブの達成をさせていただきました。
LCIFマッチング事業としてミヤンマーで初めての海外事業を計画しました。しかし残念ながら、新しくライオンズクラブができたミヤンマーへの「休日診療所兼図書室の開設」という思いは、世情不安により中止、延期となりました。
今はただただ一日も早く平穏な日常が戻ることを祈り、計画を共に進めてきたミヤンマー ヤンゴンライオンズクラブのメンバーの安全を祈るばかりです。

さて昨年度から新型コロナ感染症という世界的なパンデミックに陥っている昨今ではありますが、感染症予防対策ガイドラインを遵守し、一つ一つ計画を慎重に遂行していこうと考えています。
そこで今年度の活動スローガンを「継往開来」つなぐ~めぐる とさせて頂きます。「継往開来」とは、先人の功績を受け継ぎ、さらに発展させ、未来を切り開くという意味があります。私たちの想いがつなぎ~めぐって、活きますようにと掲げました。
コロナ禍で、これまでの普通の生活をも制限される中、奉仕活動も今までのようにはできなくなっています。
なかなか人と会うことも、難しいですが、今だからこそ、つながりを大切にしていこうと考えます。
お互い優しい気持ちになれる奉仕活動を目指します。必ず心と心がつながり、優しさがめぐると信じます。会員一人一人が「もう少しだけ、一歩前に踏み出すこと」、「ほんの少しだけ優しさを分かち合えたら」、めぐりめぐって、子供たちの喜び、笑顔につながると信じます。
私たちのつなぎ、めぐる奉仕活動を周りの人に自信をもって伝えることはきっとすてきな新しいメンバーとのご縁がいただけると考えます。
どうか皆さんのすばらしい力・優しさを発揮していただき、コロナ禍の暗い現在(いま)を乗り越えて、未来の宝である子供たちの希望と小さな幸せの一助になればと考えます。
また、よい環境、よい人間関係、よいご縁は、自ら一歩踏み出さなければ、作くることはできません。
一人一人が一人一人をリスペクトしていく関係を構築したいと考えます。
その上に「楽しむことが誰かのためになる」そんなアクティビティーを考え、実行したいと考えます。皆さんと一緒に良い時間を共有しましょう。